ネストの歴史/沿革
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1964年
創業そして設立:上村運送有限会社
昭和39年に創業。4年後の昭和43年に法人化し「上村運送有限会社」を設立。創業当初は家具の配送を主たる業務として運送業をはじめ、地元広島の多数の家具メーカー・家具店様からご指名頂き事業を行っておりました。特に婚礼家具などの高級家具の配達を行っていたことから、現在もそのノウハウと経験を活かした配送/組立/設置技術から、全国からご指名頂いております。
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1991年
株式会社ネスト 設立
広島物流ネットワーク協同組合 設立1991年に、みんなが集まる温かい鳥の巣のような運送会社を目指して「NEST(巣)」を社名に入れた新会社を設立。
1993年に、広島物流ネットワーク協同組合設立。 -
1995年
上村運送有限会社より
株式会社ネストロジスティクスへ組織変更1995年に、上村運送有限会社から「株式会社ネストロジスティクス」に組織変更。同年に損害保険・生命保険を取り扱う「有限会社ネストコーポレーション」設立。
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1996年
協同組合広島家具物流センター設立
家具の共同配送スタート1996年に、西日本では初(日本で2件目)の物流効率化法を活用した共同配送センター「協同組合広島家具物流センター」を建設・開設。各家具メーカー屋・家具店の配送先ごとに積み合わせをして共同で配送することで配送効率化とコスト削減を実現した、「家具の共同配送」をスタート。2002年には、家具の移動や引取をする「模様替えサポート事業」スタート。
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2004年
本社移転:現在の広島市東区馬木へ ISO9001取得
2004年に本社を現在の広島市東区馬木7丁目へ移転。本社開設と同時期にIOS9001を取得。
翌年、2005年には本社がある馬木地域へのごあいさつと日頃の感謝を込めて「ネスト祭り」を開催。 -
2009年
西日本の各地へ営業拠点を展開
売上10億円を突破。西日本の各地へ営業所を展開。岡山営業所(岡山県)、馬木営業所(広島県)、出島営業所(広島県)、福山営業所(広島県)、三河営業所(愛知県)、山口営業所(山口県)と6拠点を開設して、営業・配送エリアの拡大をする。
売上も10億円を突破し、新しく「コンテナボックス事業」をはじめ、さまざまな新規事業をはじめる。 -
2011年
リサイクル家具/雑貨販売事業の開始
川崎と福岡でTC(transfer center)業務開始2011年に、「ネストファクトリー」を開設し「リサイクル家具/雑貨販売事業」を開始する。営業拠点も、福岡営業所(福岡県)、茨城営業所(茨城県)、仙台営業所(宮城県)、浜松営業所(静岡県)、川崎営業所(神奈川県)、と5拠点増やし、さらに営業・配送エリアの拡大をする。川崎営業所、福岡営業所ではTC(在庫を持たない通過型流通センター)の運営もはじめる。
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2012年
フード事業の開始
レストランみんなの巣、たこやき店スタート新規事業として、「フード事業」をスタート。カフェレストラン「みんなの巣」や、材料の仕込み製造から配送・調理・販売まですべて自社で行う「たこやき店」を広島で展開。
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2016年
売上30億円を突破。
大阪、愛媛、熊本に営業所開設営業拠点を、大阪営業所(大阪府)、愛媛営業所(愛媛県)、熊本営業所(熊本県)を3拠点増やし、さらに営業・配送エリアの拡大。また、2017年に「株式会社ネストロジスティクス」が「株式会社ネスト」を吸収合併。
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2018年
レンタカー事業の開始
トランクルーム「ネストボックス」の開始一般のお客様向けの事業サービスを拡大。人気のコンパクトカーがレンタルできる「レンタカー事業」や、インターネットで簡単に申し込みできるトランクルーム事業「ネストボックス」を開始。
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2020年
マルチテナント型倉庫
ネストロジスティクス西風新都物流センター竣工広島県では初の直接トラックで乗り入れることができる構造のランプウエイ方式を取りいれたマルチテナント型倉庫を竣工。ネストは「運ぶ物流」から、「物流アセットの提供」と「物流+@の価値を提供」する、流通全体の最適化を行っていく3PL(サード・パーティ・・ロジスティクス)の展開。
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遠い未来
いつでもみんなの役に立つネストは、
1000億企業へ10年後、さらに10年後・・・と、「我々の事業は「何」となるか!「何で役に立つのか!」を永遠のテーマに追求し続けることで、いつでもみんなの役に立つネストとして、年商1000億円企業になる。
変革するビジネスに合わせたネストのSHINKA
買い方・使い方が変われば
物流ビジネスも変わる
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ネストの創業時は、家具は地場のお店で家具を購入するのが当たり前でした。そのため家具を自宅へ配送することが多くありました。写真のトラックは「婚礼家具の荷送り」の際に、家具が見えるようにすることでお祝いを演出した自社オリジナルのスケルトン型のトラックです。
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現在は、洋服を入れるタンスはクローゼットに代わり、食器を入れる水屋はシステムキッチンへと、家具は家の一部になりました。ネストでは居住空間・環境を良くするため、普段は使用しないモノを「保管」や「引き取る」サービスの展開をしております。
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モノの買い方も変わりました。家具や雑貨などは遠くから安くて良いものを購入する「通信販売」が主流になったことで、運ぶ必要のある物量が増えました。また、ネストでは通販で購入した家具の組立サービスも展開しております。
人手不足の解決にむけて
「自動化」と「人財育成」
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大規模拠点の倉庫内作業の効率化に向けて、積載・潜込みけん引を自動で行う「自動輸送保管ロボット キーカート」を導入し、今まで人力であった作業も大幅に削減し、人手不足でも対応できる物流拠点づくりをしております。
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自動運転に関する研究やシステムの調査などを積極的に行い、法改正と技術革新が行われた際にいち早く導入できる体制づくりをしております。また社内の入力事務作業も、電子化することで、生産性を意識した業務フローを構築しています。
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また、物流業界では珍しい「新卒採用」や「社員研修」も積極的に取り組み、これからのインダストリー4.0に向けた、これからのネストを担う人財づくりをすることで、「共に育つ人間育成を実践」しております。