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次代のリーダー育成研修『夢志の巣塾』第6期 3回目リーダー研修

2021.11.29

2021年11月29日

次代のリーダー育成研修『夢志の巣塾』第6期 3回目リーダー研修

  • 夢志の巣塾
  • 社員研修

これからのネストを担う、次代のリーダーを育成する研修「夢志の巣塾(むしのすじゅく)」の第6期がスタート。2016年から始まったこの社員研修は、ネストの将来を担っていく社員に、リーダーとはなにか、マネジメントとはなにかを1年間の研修を通じて学んでいく研修です。今年は新型コロナウイルスの感染対策を行いながら、オンラインとオフラインのハイブリットで開催していきます。

今回のテーマは、「リーダーの役割と責任」
リーダーとはどういう役割なのか。リーダの人が周りの人に与えるべき行動と果たすべき責任とはなにか。
いよいよ、次代のリーダーとしての素質を磨くための本格的な学習に入っていきます。

第3回トークテーマ「2回の研修を受講して、実践するようになったこと」

夢志の巣塾では、毎回研修の初めに1人2分の時間でトークテーマにそったスピーチを行います。
第3回目の今回のトークテーマは、「2回の研修を受講して、実践するようになったこと」です。

受講生からは
「専門的な用語が多い業界なので、アルバイトの子たちにもわかるように言葉を共通化するようにしている。」
「当たり前のあいさつに意識を向けるようになった。ありがとう、お願いしますをきちんと伝えるだけでも相手との信頼関係が変わる。」
「こう思っているだろうという考えをやめて、どう考えているのかを直接聞くように意識し始めた。個人的に話す時間を作るようにしていっている。」
などなど、夢志の巣塾を始める前と始めた後で行動としての変化が現れていました。

2分間というスピーチ時間も、1回目2回目は時間いっぱいまで喋ることができなかった受講生も、半数近く2分間喋り切ることができるようになっていました。

そんな成長も感じながら盛矢先生から一言
「聞く人喋る人の態度が悪い!」

人が話しやすい雰囲気作り、人に聞いてもらえるような話し手の姿勢が次の課題です。

リーダーに必要なこと、フォロワーに必要なこと

実際に体を使って、リーダーとフォロワーの動きを体験。
指示をするリーダーとそれに従うフォロワーの動き。言葉で指示していても受け取り方はどのように感じているのか。
指示が通らないのは全てリーダーの責任なのか。

ワークショップを通じてリーダーとフォロワーそれぞれがお互いに感じた不安や恐怖などの感情や、どのようにしたら指示がスムーズに通ってうまくグループワークができたのかなどをお互いに共有していきました。

人はマネージを求めていない!

マネージ(管理)されることを社員は求めているのではなく、リードしてくれている人を社員は求めている!

皆さんもあまり意識したことはないと思いますが、マネージャーとリーダーは役割が似ているようで全く違います。
マネージャーとリーダー、それぞれに求められる役割を①役割②行動③能力④共通点⑤結果の5項目において整理しました。

改めてきちんと言語化されると、どれだけ違いがあるのか明確になりました。

居心地の良い環境を作る

人が辞める原因:動機づけ

よく人が辞める会社に共通してあげられる項目。それらの条件を一つづつ整理してみると見えてくるもの、それは“居心地の悪さ”です。どれも、働く人にとって「行きたくない。」「楽しくない。」「自分がやる意味がわからない。」と思わせるような環境を自然と組織として作っていないか、改めて考えていきました。

人が辞める原因を整理した次は、人がやめないためにはどうすることで“居心地のよい環境”を作るのことができるのかです。達成感を与えたり、仕事が評価されたり、個人の承認・評価につながる仕組みが動機づけには欠かせないモチベーションの向上につながることを学びました。

存在認知を伝えてあげる:ストローク

仕組み作りの次は、感情面です。
仕組みを作ることで個人の承認・評価を伝えることはできますが、これは、毎日できる話ではありません。社員が働くことが苦にならない快適な環境作りには何が必要なのか。それがストロークです。

ストロークとは、ある人が他の人の存在を認めたということを本人に通知する行動のことを言います。「自分はここにいていいんだ。」「ここなら居心地が良いな。」と普段から思ってもらえる安心のできる環境作りがこのストロークの目的です。

実際に、二人組を組み、相手の欲しい言葉を伝えてあげる練習を行いました。受講生からは、今までの笑顔の10倍の笑顔が見受けられました。やっぱり、暖かい言葉をもらうと嬉しいものですね。

まとめ

今回、リーダーとしての周りへの接し方や、接する上での考え方を学びました。

受講生からは、
「ストロークは聞いたことがなかったけど、理解するだけで組織として強くなると思った。だからプラス的ストロークをこれから後輩たちに積極的に行っていきます。」
「相手の名前を会話に入れるだけでストロークになることがわかった。確かに、社長から名前を呼ばれるだけで嬉しいって思えるから、自分も同じことをやっていきたい。」
など、今後の社員との関係構築に前向きな感想が飛び出していました。

 

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