2021年12月18日
次代のリーダー育成研修『夢志の巣塾』第6期 4回目リーダー研修
これからのネストを担う、次代のリーダーを育成する研修「夢志の巣塾(むしのすじゅく)」の第6期がスタート。2016年から始まったこの社員研修は、ネストの将来を担っていく社員に、リーダーとはなにか、マネジメントとはなにかを1年間の研修を通じて学んでいく研修です。今年は新型コロナウイルスの感染対策を行いながら、オンラインとオフラインのハイブリットで開催していきます。
今回のテーマは、「リーダーの役割と責任」
リーダーとはどういう役割なのか。リーダの人が周りの人に与えるべき行動と果たすべき責任とはなにか。
いよいよ、次代のリーダーとしての素質を磨くための本格的な学習に入っていきます。
第4回テーマ「リーダーのメンタルタフネスとエモーショナルコントロール」
今回のテーマは、「リーダーのメンタルタフネスとエモーショナルコントロール」
一言で言えば感情のコントロールと相手の感情です。
この夢志の巣塾で盛矢先生がしばしばおっしゃる
「自分は変えられるけど相手は変えられない」
という言葉の真意を本日は学ぶことができました。
コミュニケーションのすれ違い
コミュニケーションのすれ違いはなぜ起こるのでしょうか?
コミュニケーションを行う上で必ず必要になるのが、相手の存在です。相手の気持ちを理解しているつもりでも、あくまでそれは“つもり”でしかありません。
それはまた逆も然り。自分の思いが伝わっているつもりになっていませんか?
人は相手との会話の中で、自分の尺度でついつい喋りがちです。例えば、朝早く起きたと言っても、人にとっては6時おきの人もいれば10時に起きて早いという人もいるように人の感覚はそれぞれです。言葉で何かを伝えるときは、自分と相手の尺度を統一することで、より的確なコミュニケーションを行うことができます。
さらに、今回の研修での大切なキーワードになったのが、「事実」と「思い込み」そして「気持ち」です。
人と話をするときに、必ず相手の主観や感情、そして相手の色眼鏡で見られた情報が事実と錯綜します。
ここで、事実と思い込みを混同してしまうと思いも寄らないコミュニケーションミスが生じます。
受講生は、このことを事例を用いながら学習していきました。
まとめ
今回は、“気持ち”にフォーカスをし、感情コントロールや怒りの根底にある感情について学んでいきました。
参加した受講生からは、
「相手へのイライラの原因は、相手に期待していたのに裏切られた部分というものが起因していることに気づいた。それを怒りとして伝えるのではなく、期待していたという部分をしっかりと伝えていきます。」
「伝えるって難しいけど伝わると気持ちいい」
などとの感想が出てきました。
人と自分はあくまで違うということを理解し、正しく伝えることでお互い良いコミュニケーションが取れるように心がけていきます。